私が10年前に家内とマンションではなく、一戸建てを選んだのは理由があります。それは私が生まれた時からの生活です。
田舎ながらの木造建築で生まれた時点ですでに築20年。子供の時は鉄筋コンクリートの住宅やマンションがかっこいいなあ、友達を呼んだらカッコ悪いとバカにされるかなあ。などと卑下していたこともあります。しかし、大人になるにつれ、木造建築の温かみや内装次第でなんとでも時代にあった生活ができる点などがわかり、かつお盆やゴールデンウィーク、正月に帰省した際に庭でいろいろな催しができたりと本当に良い側面しか見えませんでした。
家内も私の考え方に賛同してくれたのです。都会のマンション暮らしがいいと最初はいっていたのですが。
ですから、一戸建てを購入する際には畳の部屋があること、庭がある程度確保できることなどを前提にして考えることにしました。本当に今では満足しています。なによりも自宅が落ち着く場所です。