住宅の部屋の位置は、住み心地にも大きな影響を及ぼします。音が出る事が想定される部屋の下には、あまり静かな部屋を配置しない方が良いと言われています。
例えば子供部屋です。その部屋にいる子供が小さいと、物音を立ててしまう事はあるでしょう。問題は、その子供の足音です。子供が遊び回ってしまうと、足音は下の階に響いてしまいます。
それを考慮すると、下の階にある部屋はよく考える必要があります。例えば子供部屋のすぐ下を寝室にするのは、あまり好ましくありません。寝室という空間では、静かな環境が求められるでしょう。そこで上の階から物音が聞こえてくると、眠れなくなってしまう可能性があります。ですから子供部屋の下には、あまり部屋を配置すべきではないのです。子供部屋は2階にせずに、1階あたりで検討してみると良いでしょう。
普段から掃除機をかける機会が多い部屋も物音が出ますから、あまり下に部屋を配置すべきではありません。物音が出るかどうかは、部屋の位置を決めるポイントの1つになるのです。