注文住宅の良いところは間違いなく自分の求める住宅というのを作ることができるという点にあって、まさにオリジナリティを出すことができることになります。こだわりとか想い入れを入れやすい住宅となるわけです。
しかし、ここで注意しなければならないのは自分の理想を考えてそれを実現しようとしたところであくまで自分は素人であるので住みやすい住宅になるかどうかというのはまた別の問題ということです。
ですから、こういう住宅にしたいというイメージがあるというのは良いことではありますが、きちんと専門家の意見は聞いて生活のしやすさというのを重要視して注文住宅を作るようにした方が良いでしょう。

具体的に考えなければならないことが生活動線と呼ばれるものです。家の中でどのように歩くのかとか行動するのかといったような人の流れみたいなものを意識した間取りにするということです。
極端な話、外観にこだわるという程度の話であれば自由にしても良いのですが間取りのことを考えますとやはりこの生活動線というのを意識した注文住宅にするというのがお勧めできます。家全体の間取りにも関係してくるので、キッチンは個別に動線を意識したほうがよいスペースです。
部屋と部屋の間を移動する廊下の長さ、幅なども重要です。一人で移動する、ということだけではないからです。注文住宅で色々とこだわりたいという部分はありますが、実際に生活する場所であるということを意識した上で自分の理想となる住宅の形を徐々に作り上げていくと良いでしょう。

ここだけは譲れないというような要素をいくつかピックアップしてそれを箇条書きにしておくと、そこを中心に後は実際に生活する際に困らないようにということを組み立てていくことができるのでやり方としてお勧めできます。なにもかも自由にできるわけではないですが、かなりの希望を実現できるのが注文住宅なのです。